国試対策 予想模擬試験コース

こちらのコースは国家試験直前に、基礎問題に関する「予想模擬試験」を実施すると共に、解説さらに最終的な「傾向と対策」を行ないます。

国家試験内容は「古典的問題」「その時代を反映した問題」が様々な組み合わせで出題されますが、これらにキッチリと対応し、合格を獲得する為の簡単なコツが幾つかあります。特に「×2問題」に皆さん苦労されることが多いようですが、以下の要領で取り組むことが肝要であり、本講座で徹底的に学んで頂きます!!

因みに、以下に国家試験に臨む心構えを示します。

 

1)幾つかのしばりは、ありますが「60%」を合格ラインと考えた場合、午前・午後の各100問を、始めにゆっくりと眺め、極端な話ですが、「40問は出来なくて良い=捨てて良い」と「腹を括る」ことが出来ることが大切なのです。

PT/OT免許に国家試験点数は記載されません!!最低ラインでも「合格」することが大切なのです。そこから先の勉強が大切なのです!!

 

2)つまり、一所懸命に勉強した自分を信じて「自分が解らない問題は、皆も解らない!」という、良い意味での開き直りが大切なのです!!

 

3)これらを踏まえ「×2問題」に対する対応を考えましょう!!

 

4)原則とすべきは「正解確率の向上」なのです!そのために必要な事は・・・、

・まず、それぞれの「センテンス」に「◎:絶対に正しい」「××:絶対に間違い」「?:解らない」「○?:正しいと思うが、自信はない」「×?:誤りだと思うが、自信はない」を打つことが大切なのです。

 

・例題を示します

問題X

腎臓について正しいのはどれか。二つ選びなさい。

1.右腎は左腎より高い位置にある。

2.右腎静脈は左腎静脈より長い。

3.被膜のうち、直接腎を覆うのは線維被膜である。

4.腎柱は腎皮質に存在する。

5.腎動脈は尿管の後方に位置する。

 

さあ、解答して下さい!!

 

1.×× 大丈夫ですよね? 肝臓が大きいので、右が下方にありますよね!

2.×? 下大静脈は正中の右、下行大動脈は左、という知識が必要です!

3.?

4.?

5.×? V⇒A⇒U(バウの原則)により間違いだよね?

 

この問題は、これで正答出来ます!2・3が正解なのです!!

つまり「◎」「○?」が無くても、「××」「×?」が打てれば正答が可能になるのです。勿論、「3」「4」に自信を持って◎を打てる方は合格可能だと思います!但し、そこまでの知識を習得している人は、それほど多くないと思います。さらに今後、このあたりの出題が増えるものと思われます。

 

・実際の国家試験問題を提示します!! 

第45回のPT/OT国試問題です。

問題

筋とその付着部の組み合わせで正しいのはどれか。二つ選びなさい。

1.縫工筋―上前腸骨棘

2.中殿筋―腸骨稜

3.長内転筋―恥骨結合

4.大腿直筋―坐骨結節

5.大腿筋膜張筋―下前腸骨棘

 

さあ、解答して下さい!!

 

1.◎ これは大丈夫でしょう!

2.ここが問題です!!多分多くの皆さんが◎又は○?を打つと思います!!但し、「×2」の問題で1.2.に◎又は○を打つと、これに引かれて以下のセンテンスを充分吟味しないことが多くなります!

3.実はこれがガチガチの◎なのです!

4.××

5.×× 4.5.は、間違いないと思います。

 

つまり「1.」や「2.」で正解があったと思い込むと、必ずこれに引っ張られます!!逆に◎だと考えたとしても、○?程度の処理をすることも大切なのです!!

実は、この問題に対して厚労省は、なんと「1・2・3」の組み合わせなら、どれでも正解などという適当な対応をしました!!私自身は、絶対に正しいのは「1・3」だと思います。

「腸骨稜」に付着するのは「外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋」です。

「中殿筋」については「標準解剖学シリーズ」「分担 解剖学」等では記載されていますが、「プロメテウス」「基礎運動学」「肉単」などでは記載がなく、さらに私自身が自ら標本で学んでいる限り、付着している場合は殆ど「殿筋筋膜」であると思います。

 

こんな問題が幾つも含まれているのが「国家試験」なのです!!

変な問題に引っ張られているうちに、正答出来るはずの他の問題を「迷い、パニックになる」ことで正答出来なくなるのです!

この呪縛から逃れることが大切なのです!

いくらでもお手伝いします。頑張りましょう!

募集人数は各回30~40名程度とし、内容密度を確保したいと思います。